2023年は前半から天候に恵まれ、10/12~14に収穫したシャルドネは、糖度(22度)、熟度共に高く、とても良い状態で収穫することが出来ました。
初の試みとして月の光の下、朝方3:00~ナイトハーベストを行い香りを最大限に引き出しました。昼間はまだ気温が高いですが、夜~朝方は4~5℃位まで冷え込むのでとても寒い中での収穫となりました。
除梗破砕後に2日間の低温浸漬を行いより抽出を高め、MLF後に約12か月樽熟成(新樽50%)しました。約8か月の瓶熟成を経てのリリースとなります。
ドライアプリコットやアップルパイなどの果実味とトロッとした甘やかな蜜、樽由来のキャラメルや香ばしいバター、クリーミーな質感と適度な酸を感じる飲みごたえのある辛口白ワインとなりました。