2021年は梅雨明け後の天候は優れませんでしたが、収穫を10月15日まで引っ張れたことで良く熟し、とても良い葡萄を収穫することが出来ました。20年に引き続き赤仕込み(皮と種も一緒に発酵)をし、シャルドネの全てを抽出しました。自然発酵後、MLF(乳酸発酵)、12ヶ月樽熟成(新樽比率50%)させ、10ヶ月の瓶熟を経てのリリースとなります。
焼きりんごやドライフルーツなど果実に香ばしい樽香、甘酸っぱさと渋み、旨味を感じる辛口ワインとなりました。白ワインのように冷やすと渋味が際立ちますので、赤ワインと同じくらいの温度帯(15~18℃)がちょうど良いと感じます。
北小野地区産シャルドネ100%。鮮魚のムニエルや甲殻類の旨味溢れる料理と相性が良いと思います。