2023年「北小野ブラン.土」はケルナー、ゲヴェルツトラミネールとも、糖度は23度まで上がり品質もとても良い状態で、例年に比べ収量も多く2樽仕込む事が出来ました。ただ同じ面積に植えているにも関わらず、ゲヴェルツトラミネールはケルナーの1/3程度の収量なため、ケルナーの個性が強い印象です。ここに別に仕込んだリースリングをアサンブラージュし古樽にて約11ヶ月熟成させました。ケルナー63%、ゲヴェルツトラミネール20%、リースリング17%
白い花や甘苦い柑橘系の香り、温度が上がると蜜のニュアンスも出てきます。味わいは甘酸っぱい八朔やカボス、微かにジンジャーなどのスパイスを感じる辛口白ワインとなりました。パクチーたっぷり鶏だしのフォーが食べたくなる味わいです。